技術紹介 SOLUTION

SOLUTION – 01 農業土木

水は源、土は恵み。

農業土木は、農業基盤に関する様々な施設の計画や設計に関する分野です。
施設の計画や設計は、“作物の生産性の向上、農家の労働時間低減、生き物の保全と自然環境との調和”を両立しながら計画・設計を行う必要があり、専門的な知識が求められます。

高田支店技術部

Y.N.

1995年入社。農業土木部門のエキスパートとして活躍。同部門に精通し、多くの業務実績あり。
保有資格：ＲＣＣＭ（農業土木）、一級土木施工管理技士

農業土木で当社が果たす役割

農業土木を専門とする部署がある会社は多くありません。計画・設計する施設は、ほ場整備（田や畑の区画整理）、農道、用水路、排水路、頭首工等、様々な施設がありますが当社は、65年以上の経験を活かし地域密着型企業として農業基盤整備で社会に貢献しています。

従事するうえで心がけていること

一般土木構造物は国や県が施設の管理を行っていますが、農業土木で構築する施設は地元や土地改良区で管理している施設がほとんどです。
管理の仕方も地元により様々なので、地元の意向を確認しながら施設の計画・設計を行っています。
そうしないと、使い勝手が悪い施設を作ってしまう可能性があります。

農業土木のやりがい

数回の地元調整や、発注者との打ち合わせを行いながら計画・設計を行っていく作業は結構大変で、なかなか作業が進まない場合もあります。
しかし、自分が計画・設計したものが現地に構築され“前より作業がし易くなった”、“水路の水が溢れなくなった”等の意見を後から聞くことがあり、“やって良かった”という充実感はあります。